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​脚本・演出・主宰KENSUSAKIによる上演に至る創作足跡

​#6「3day/6day」

6日間の集中稽古の中日です。
舞台美術を仮組して行っています。
僕の考える舞台空間はシンプルで、物量が多くないと思っています。
が。
​なんだかとても多い。
細々したアイテムや小物がなんか多い。
こんなに運んだっけ?
イメージしていた空間ではあったが、やたら多い。
​人が生活していた空間になりました。

本日の稽古は休み。作業日になっています。
24時間、作品に使っているこの6day +1dayがとても幸せだ。
​#5「なぜ今この作品なのか」

脚本作業が終わり、稽古が進んでいる今
なぜこの作品になったのかを考えてみた。
きっと、考えずに受け取るエンターテイメントに
僕は憤りを感じているんだ。
いつでも、どこでも見たいものを見れる環境に。
映画を倍速で見たりするんでしょ。
それってどうなんだ。と
息をする動物は起伏の大きい作品ではありません。
刺激の強いエンターテイメントではないだろう。
穏やかな起承転結の中に
僕は思いを込めて届けようとしている。
​鐘を鳴らしたいんだ。
​#4「うわー演劇みたいじゃん」

​「うわー演劇みたいじゃん」
これは先日の稽古で僕の口から出た言葉です。
めっちゃ本心。100%の本音だった。

僕の演劇アレルギーは創造Streetの現場での
大切な尺度だな。
演劇が嫌いで好きなんだ。
亜種を狙っている訳ではなく
​ただ面白い作品であろうとしている。
僕らの生き方は劇的だけど、劇的じゃない。
この感覚。
​大事にしたい。


 
​#3 「感じない10周年記念公演」

カッコつけて10周年記念公演としているんだが
ほとんどその気配を感じぬまま過ごしている。
稽古場でその意識をすることはまずない。
なんだったら旗揚げ公演みたいな焦りや緊張ばかりだ。

記念公演だからと、選択を間違えたくないと
と思っていた数ヶ月前。
杞憂に過ぎなかった。
上演される作品の質にこだわっていられる
稽古場は有意義である。
休憩時間込みで12時間の稽古が終わっても
まだあと12時間は続けてできると思った。
うそだろ。2セット?サウナじゃないんだから。


 
​#2 「稽古場での0.1」

上演まで「稽古」と言われる時間を繰り返す。
1つのシーンに数十時間を費やす。
なんともコスパの悪い作業だなと思う。
劇場で5回しか上演されないのに。
そんな事はわかった上で稽古をする。
質の高い時間を作りたいから。
この方法しかない。
AIとかアプリとかで何とかならないものか。
勘弁してくれよ。
0.1をたくさん集めて無限大を目指す。
0.1の集合体。
僕は稽古場で0.1を作るために
家で0.01を集めようとする。
おいおい。
​勘弁してくれよ。


 
​#1 「何がしたいのか」

この2年の僕の悩みである。
薄い紫色をしたスモークが頭の中を満たしている。
もう何もしたくないのではないか。
これが今日時点のアンサーです。
受け入れてしまえば晴れるのではないか。
本気で思う。
いや、いや、待てと。ちょっと待てと。
たくさんの目と声を感じながら、
寸前で踏みとどまっているのである。
何者でもない者が何者かになろうとしている。
ひとつの演劇が上演されようとしている。
歩けるであろうか。
どんな足跡をつけていけばいいのだろうか。
真っ白な砂地に道案内はなく、
感覚と経験、大きめの勇気で足を運ぶ。
少しの勇気であってくれよと
これはWork in progress。
上演に至る創作足跡である。

 
創造Street
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